象の鼻

自然・生物

象の鼻は、骨がありません。

鼻というよりは、上唇と鼻が極端に発達したもので、全て筋肉で出来ているのです。

鼻の筋肉は、細長く束になっていて、その数は10万個ともいわれています。

象は視力が弱いので、情報を得るために耳や鼻などが大きく発達しています。

匂いを嗅ぐ以外にも人間の手のように食べ物や水を口に運ぶ働きをしているので、鼻を傷つけたり失ったりすることは生命にもかかわります。

また、鼻の先には「指状突起」というものが付いていて、針のような小さなものでもつかむことが出来るのです。