語源

その他

ヤブ医者って昔は名医のことだった!?

松尾芭蕉の弟子、森川許六(きょろく)が江戸時代中期に編集した俳文集「風俗文選(もんぜん)」によれば、かつては但馬国(現在の兵庫県)の養父(やぶ)という場所にいる名医のことを指す言葉でした。養父の医者は...
その他

スイートルームの「スイート」って何?

最上級のホテルの部屋という意味で一般的に使われる「スイートルーム」という言葉。甘い時間が過ごせるということから、このスイートは「甘い(sweet)」という意味だと思っている人は少なくないようです。新婚...
その他

気が合うことをなぜ「馬が合う」というの?

相手と気が合うこと、意気投合すること、相性が合うことなどを「馬が合う」と言います。これは、乗馬に由来する慣用句です。馬は賢い動物で、騎乗する人をよく見るといわれています。馬と乗っている人の呼吸が合わな...
その他

なぜ「匙を投げる」があきらめることなの?

「匙(さじ)を投げる」は、見込みがなく手を引く、あきらめる、断念するという意味の慣用句です。匙はスプーンではなく、江戸時代に医者が薬を調合するときに使用していた薬匙のことです。現在では薬剤師が薬を調合...
文化・歴史

あかぬける

「あかぬける」とは、洗練された、品がある、武骨でない、やぼな所がない、スマートなことをいいます。漢字で書くと「垢抜ける」。この言葉の語源は、体の垢が取れて姿や芸などがすっきりと洗練されると使われていた...
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disaster

災害を英語では「disaster」といいます。語源はイタリア語、ギリシャ語の「disastro」が英語に入ったもので、星回りの悪い、不運な、などを意味します。dis(離れて)と a ster(星)の意...
文化・歴史

けりをつけるの「けり」って何?

決着をつける、解決する、しめくくる、結論を出して終わりにするなどの意味をもつ「けりをつける」。この「けり」とは「蹴り」ではありません。古文などで使われている助動詞の「~けり」が由来になっています。感動...
その他

ひょんなことの「ひょん」

予期しないこと、意外で奇妙なこと、とんでもないことという意味で「ひょんなこと」という言葉があります。この「ひょん」とは一体何のことでしょうか。有力な説が二つあり、一つは、「凶」という漢字に由来するとい...
文化・歴史

でたらめ

「でたらめ」とは、根拠がないことや筋が通らないこと、首尾一貫しないこと、いい加減なことを意味します。でたらめという言葉は江戸時代末期頃から使われていたともいわれています。でたらめの「め」は、賭け事で使...
文化・歴史

冷たいの語源

「冷たい」の語源は「爪痛い」です。氷水に指を突っ込んだ人が「爪痛し」と叫んだことから、指先や耳など「一部分が痛い」という状況の言葉で「爪痛し」が使われるようになり、その後「冷たし」と変化していきました...
文化・歴史

「ヤクザ」の言葉の語源は?

「ヤクザ」という名前の由来は博打からきています。昔、カルタを使った三枚ガルタといわれる博打がありました。一から十までの札を使い、順々にめくり手札との3枚の合計の末尾の数字が「9」に近い人が勝つというル...
その他

なぜ平手打ちのことをビンタっていうの?

他人の頬を平手打ちすることを「ビンタ」をいいます。めかみ周辺(頭の左右側面)にある髪のことを鬢(びん)いい、ビンタの「ビン」は、ここからきています。ビンタの「タ」は諸説ありますが、頬を意味する「端」、...