語源

その他

イケメンをなぜ「二枚目」というの?

男前やかっこいい男性のことを「二枚目」といいます。 なぜ二枚目というようになったかというと、元々は江戸時代の歌舞伎用語でした。 当時、歌舞伎の上演する際に、芝居小屋に「八枚看板」という出演する役者8人...
その他

ヤブ医者って昔は名医のことだった!?

松尾芭蕉の弟子、森川許六(きょろく)が江戸時代中期に編集した俳文集「風俗文選(もんぜん)」によれば、かつては但馬国(現在の兵庫県)の養父(やぶ)という場所にいる名医のことを指す言葉でした。 養父の医者...
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なぜ「匙を投げる」があきらめることなの?

「匙(さじ)を投げる」は、見込みがなく手を引く、あきらめる、断念するという意味の慣用句です。 匙はスプーンではなく、江戸時代に医者が薬を調合するときに使用していた薬匙のことです。現在では薬剤師が薬を調...
その他

手持ちぶたさ?手持ちぶさた?

「手持ちぶさた」とは、「なすべきこともなく退屈だったり、間が持たなかったりすること」です。 江戸時代の油売りの仕事の様子が語源だといわれています。 油はサラサラした水と違い、粘性があるためにお客さんの...
文化・歴史

三日坊主

江戸時代に、夫からの離縁状を得るため女性は一定期間寺で修行をしなければなりませんでした。 男性も俗世間にいられなくなったり、食べられなくなったりした時に「駆け込み寺」のように寺に逃げ込む人が少なくあり...
文化・歴史

あかぬける

「あかぬける」とは、洗練された、品がある、武骨でない、やぼな所がない、スマートなことをいいます。 漢字で書くと「垢抜ける」。 この言葉の語源は、体の垢が取れて姿や芸などがすっきりと洗練されると使われて...
文化・歴史

馬の骨

「どこの馬の骨とも知れないヤツ」などと使われる「馬の骨」とは、役に立たない、邪魔になる存在という意味の例えです。 馬の骨の語源は、中国で「一に鶏肋、二に馬骨」という役に立たない代表として言われていた言...
文化・歴史

眉唾ってどんな意味?語源は?

眉唾(まゆつば)とは、騙されないように用心することをいいます。 眉唾物の略で、真偽の確かでないもの。信用できないもののことです。 唾は神聖なものとされ、霊力や魔力などを封じると信じられていた時代があり...
文化・歴史

へべれけの語源

「へべれけ」とは、お酒を飲み過ぎで意識や記憶を失うことを意味する言葉です。 語源はギリシア神話に出てくる「ヘベ」という女神の名前。彼女はギリシア神話の最高神ゼウスの娘です。へべは酒宴が催されると神々に...
文化・歴史

「ヤクザ」の言葉の語源は?

「ヤクザ」という名前の由来は博打からきています。 昔、カルタを使った三枚ガルタといわれる博打がありました。一から十までの札を使い、順々にめくり手札との3枚の合計の末尾の数字が「9」に近い人が勝つという...
文化・歴史

「ダサい」の語源って何?

元々は「田舎」を「だしゃ」と読み、形容詞化した「だしゃい」や「だしゃ臭い」が「ダサい=田舎っぽい、あか抜けない」になったといわれている説が有力です。 また東京都民が埼玉県民を「だって埼玉だから」と蔑視...