日本の選挙は、多くの人が投票に行けるようにと一般的な休日の日曜日に行うことが慣例となっていますが、アメリカの大統領選挙は火曜日と決まっています。
1845年の連邦法で「11月の第1月曜日のあとの火曜日」と定められました。
170年以上前の法律ができた頃、有権者のほとんどが農業に従事するキリスト教徒でした。
春から秋は農業が忙しく、また日曜日は教会の礼拝に行くので投票には行けませんでした。
そのため、収穫の繁忙期を終えた11月に選挙を行うことにしたのです。
さらに、当時の交通手段は馬車が多かったのです。投票所に丸1日かかることもあり、月曜日にしてしまうと間に合わない人々が出てくることから、火曜日に制定したのです。