けんちん汁

文化・歴史

鎌倉時代に創建された鎌倉市の建長寺で修行僧が作っていたそうです。

「建長寺(けんちょうじ)の汁」がなまって「けんちん汁」となり、広まったという説があります。

修行僧が食べていたのは精進料理なので、肉や魚など生き物は使いません。

出汁も煮干しや鰹節は一切使わず、昆布やしいたけなどから取っていました。

豚汁とけんちん汁の違いは、精進料理かどうかという大きな違いがあるので、具材に肉が入っていないのがけんちん汁になります。