1861年6月22日に長崎で発行された英字新聞に日本初のボウリング場開店の告知が掲載されたことに由来し、この日を「ボウリングの日」と1972年に制定されました。
実はボウリングの歴史はとても古く、紀元前3000〜5000年前のエジプトにはすでに存在していたといわれています。実際に墓からピンとボールが発見されていますが、どのように使われていたかは分かっていません。
中世ドイツでは、ピンを悪魔と見たて宗教的儀式として用いられていたといいます。より多くのピンを倒すことで、災いなどから逃れることが出来るというものだったようです。
また、現在では自動でピンが立てられるのは当たり前ですが、1960年ごろまで「ピンボーイ」と呼ばれる人がボウリングのピンを並べていました。
ピンボーイはピンの裏側に待機していたため、転がったり飛んできたピンに直撃する恐れがある危険な仕事でした。そのためとても高額な給与だったのです。