「セルフ・ハンディキャッピング」とは心理学用語です。
自分自身にあらかじめハンディキャップを課して、言い訳をつくっておくことです。
大事な試験前に急に部屋の掃除を始めたり、スマホを触ったり、漫画を読んでしまうことなどの行為もセルフ・ハンディキャッピングのひとつだと言われています。
試験結果が悪かったとしても、掃除をしていたから仕方ない、本気が出して勉強してなかったからなどの言い訳で、失敗した場合に自尊心が保てるように、自分で事前にハンディキャップを準備しておくという心理です。
もし結果が良い場合でも、「あのようなハンデがあったのにも関わらず、いい結果を出せた自分はすごい」との快感が得られるのです。