ビールは冷やしすぎると美味しくない

科学・技術

キンキンに冷えたビールは美味しいですが、実はビールは冷やしすぎると美味しくなくなってしまうのです。

冷やしすぎたビールは泡が立たず、香りも減ってしまいます。

ビールは、3℃を下まわると「寒冷混濁」といって、タンパク質や炭水化物の成分が変化して濁りが出てしまいます。

そのため、寒い地方へビールを配達する場合は冷えすぎないようにシートを被せるなどの温度調節をしながら運ぶといいます。

一般的なビールは6~8℃が目安だといわれていて、クラフトビールなどは8~13度が飲み頃です。

クラフトビールの香りは冷えたビールの温度が上がってくると香りが引き立つので、冷蔵庫からよく冷やした後に常温で3~4分置いておくと、8~13度になるといいます。