ツバメの親は大変

自然・生物
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ツバメのヒナは5~7月に巣の中で育てられます。

親鳥2匹が大きな口を開けて待っているヒナにエサを運ぶ姿を見ることもあるかと思います。

子育て中の親ツバメは1時間に約40~45回くらいヒナのためにエサを持ってきます。1日13時間エサを探して与えているといいます。

エサは蚊、ハエ、アブ、小さな蛾、蝶、とんぼ、カゲロウやシロアリなどです。

1日に食べる量はヒナ1羽で100匹以上、巣の中には平均5匹のヒナがいるので、500匹以上。さらに親ツバメも2羽で約400匹食べるので、家族で1000匹の虫を食べていることになるのです。

そのため、ツバメは農作物や森林、人畜に害をする虫などを捕食する益鳥(えきちょう)といわれています。