ビーフンの日

文化・歴史

8月18日は「ビーフンの日」です。

2006年にビーフン協会が制定しました。

ビーフンは米粉からできた麺であり、「米」という漢字を分解すると「八十八」になることから、8月18日になりました。

ビーフンの起源はとても古く、紀元前220年頃、秦の始皇帝が中国統一を成し遂げたころの中国南部だと考えられています。兵士が米を食べることに慣れていなかったため、米を挽いて麺にして食べたことが始まりだといわれています。

その後、中国南部から台湾へ伝わり、来客用の食材として使われてきたようです。お客様が来てからお米を炊くのでは時間が掛かってしまうため、すぐに調理できるビーフンが重宝されました。

日本でビーフンが食べられるようになったのは、第二次世界大戦後です。

東南アジア各国から帰ってきた日本人が、現地で食べたビーフンの味が忘れられずに食べるようになったのがきっかけのようです。

国内では特に九州地方が消費量が多く、関東地方の約2倍食べられています。