節分に恵方巻き食べるのっていつ頃から?

文化・歴史

恵方巻とは節分の夜に、その年の恵方(干支に基づいて、めでたいと定められている方角)に向かって食べる太巻きのことです。

声に出さず心に願い事を念じながら一本丸ごと食べる事で、幸福や商売繁盛の運を一気にいただく、という意味があるようです。

七福神にあやかり7種類の具が入っていて、縁を切らないようにと包丁を入れず丸ごと1本を食べます。

江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で始まったといわれています。節分に芸子たちが芸遊びをしながら、商売繁盛を祈り食べていたそうです。その頃は「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ぶことが多かったといいます。

また、巻き寿司を鬼の金棒に見立て、それを退治するという意味もあるようです。

1998年頃からイオンが恵方巻きとして全国販売し、2000年代以降に急速に広まったようです。