1月12日は「桜島の日」です。
1914年(大正3年)のこの日、鹿児島県にある桜島で、史上最大の大噴火が始まりました。これを「大正大噴火」とも呼びます。
噴火は約1ヶ月間続き、頻繁に爆発が起きて大量の溶岩や火山流、火山灰が噴出しました。この一連の噴火によって8人が死亡、112人が負傷する大災害になりました。
桜島から5㎞離れた鹿児島市でも飛んできた火山灰は約45cm積もったといいます。
流出した熔岩が桜島の西側および南東側の海上に伸び、対岸の大隈半島の距離400m・最深部100mの海峡が埋まって陸続きになりました。
20世紀以降の日本で起きた火山噴火の中で噴出物量では最大です。