サランラップは戦場用だった!?

文化・歴史

食品をホコリなどから守り、乾燥を防ぐサランラップ。「サランラップ」という名前は登録商標で、食品用ラップフィルムの商品名です。

このラップフィルムは元々は食品用として作られたわけではなく、軍事用に開発されたものでした。

戦場で武器である銃弾や火薬などを湿気から守るために、包装用フィルムをして使われていたのです。

戦後、二人の技術者がピクニックに行ったときにラップでレタスを包んでいったことから食品の保存用として注目し、その後正式に食品用をして販売することになりました。

この二人の技術者の妻のサラ(Sarah)とアン(Ann)の名前から「サランラップ(Saran Wrap)」と名付けられました。