指のポキポキ音の正体は?

自然・生物

指や首などを曲げると出るポキポキという音は、クラッキングといいます。

この音の正体は骨の音ではなく、気泡が弾ける音です。

関節は柔らかい骨で包まれ、その中には滑液があります。

関節を曲げると圧力が加わり、関節液の中に気泡が出来ます。この気泡がはじける音がポキポキという音です。

この気泡が弾ける瞬間には1トンほどの力が加わっているともいわれますが、関節の柔らかい骨には感覚神経がないので痛みは感じません。

このポキポキ音の原因が解明されたのが、2018年と意外と最近のことなのです。

フランスの研究者が解明し、世界的有名な科学専門誌に論文が掲載されました。