カバはピンクの汗をかく?自然・生物TwitterFacebookはてブPocketLINE2020.07.03カバはピンクの汗をかくといわれています。「血の汗」、「ピンクの汗」ともいわれますが、正確にはカバは汗腺を持っていないため汗ではありません。血でもなく、皮膚から出る体液です。この体液は、皮膚から分泌された時は無色透明ですが、空気に触れて酸化するとピンクに変色します。意外ですが、カバの皮膚はとてもデリケートなのです。水中で過ごす時間が長いですが、水から出た時の紫外線や細菌感染、水分蒸発を防ぐために体液を出して守っているのです。