ホワイトタイガーのひみつ

自然・生物

白くてかっこいいホワイトタイガー。

動物園でも人気の動物です。

しかし、ホワイトタイガーは自然界ではほとんどいない動物なのです。

黄色と黒の模様のトラからはほとんど誕生しませんが、劣性遺伝によって稀に生まれます。

野生のホワイトタイガーが目撃されたのは1950年代のインドが最後です。

現在、世界で約250頭、日本で30頭ほどが飼育されています。

珍しくかっこいいホワイトタイガーは、人間によって不自然な交配を続け増えていきました。

そのため、様々な病気などで短命や死産も多いともいわれています。

このように人間の都合で振り回される動物を知ってほしいとのことから、福岡県にある動物園では、今飼育しているホワイトタイガー以降は、飼育しないという意思を示しています。