5月21日は「リンドバーグ翼の日」です。
1927年(昭和2年)のこの日に、アメリカの冒険飛行家チャールズ・リンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス号」で人類初となる単独無着陸大西洋横断飛行に成功しました。
燃料を多く搭載するために非常用パラシュートや無線機などを持たず、食料はサンドイッチ5つと水1リットルのみで、雨のニューヨークを出発しました。
約5800キロメートルを33時間30分かけて飛行し、パリのル・ブルジェ空港に到着。
10万人もの群衆が空港に集まったといいます。
「スピリット・オブ・セントルイス号」は現在もスミソニアン博物館に保管・展示されています。
リンドバーグが言ったといわれる有名な「翼よ、あれが巴里の灯だ」という言葉は実は、日本でしか存在しません。
彼の自伝 「The Spirit of St. Louis」を日本語版の題名を「翼よ、あれが巴里の灯だ」というインパクトのあるものにしました。
その言葉がリンドバーグが発したの言葉として伝わってしまったようです。