忍者の日

文化・歴史

2月22日は「忍者の日」です。

日付は「ニン(2)ニン(2)ニン(2)」の語呂合わせから2015年に制定されました。

現在、唯一の日本の忍者屋敷は、滋賀県甲賀市の甲賀流忍術屋敷です。

この日には甲賀市をはじめ、全国各地で忍者に関するイベントを開催します。

忍者の術のひとつ、「猫時計の術」というものがあります。まだ時計もなかった時代。任務中に時間を知るために猫の目を見たといいます。

猫の瞳孔は明るいと細まり、暗いところでは広がります。

時間と外の明るさと猫の瞳孔を観察して、夜明けと日暮のころに瞳孔がいっぱいに開き丸くなります。

午前8時頃と午後4時頃には、細く卵形くらい。午前10時ごろと午後2時ごろには細くなった卵形が柿の種くらいに。正午ごろは一番細くなり、針のような一直線になります。

この習性を利用して、忍者は時刻を知ったといいます。

猫時計の術は、武将・島津義弘も使っていたという説もあります。