ホワイトアスパラガスは、ヨーロッパでは春の訪れを告げる食材として代表的なものです。
日本の桜前線のように「ホワイトアスパラガス前線」があるくらいです。
4月頃にスペインで収穫が始まり、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツへと北上していきます。
また、世界では紫色のパープルアスパラガスも存在します。
ホワイトアスパラガスはグリーンとは違い、土をかぶせ日光を避けて育てられます。
品種の違いはなく、栽培する方法が違うだけなのです。
しかし、栄養価はグリーンの方が高く、味は少し青臭さがあります。
一方ホワイトは、柔らかく甘みも感じます。グリーンに比べて、手間がかかる栽培法や傷みやすい理由から流通量も少なく、値段も高いのです。