廃止された座高測定

文化・歴史

大人の健康診断では測定しませんが、以前は学校の身体測定で行われていた座高測定。

元々、明治以降に始まった健康診断の目的は「徴兵検査」でした。

胃や腸などの内臓が発達して詰まっていると、上半身がよく発達しているという考えだったようです。座高が高ければ、内臓が発達しているので健康だとされていました。

また、座高が高い=足が短ければ重心が低くなり、「いい兵士になる」という理由もあったといわれています。

座高の高さには健康管理とは関係ないとの理由から2014年に座高の測定は廃止されました。