親知らずとは、前歯から数えて8番目の1番奥にある歯で、正式名称は「第三大臼歯」といいます。
一般的に永久歯が生え揃うのが15歳前後ですが、親知らずが生えてくるのが10代後半から20代前半です。
自分自身で歯の管理ができるようになる年頃で、親の知らない間に生えてくる歯という意味からから「親知らず」と呼ばれるようになりました。
4本の全部の親知らずが生える人もいれば、1本も生えない人もいます。
現代の人は顎も小さく、柔らかい食事をする生活になっているため、生えてこない人が増えてきています。
また、斜めや横向きに生えたりすることも少なくありません。
他の歯に比べて磨きにくく、虫歯や歯周病になりやすいのです。そのため抜いたほうがいいといわれることが多いのです。