ランドセルは伊藤博文の入学祝い

文化・歴史

ランドセルは元々、軍隊で活用された布製の背のうが始まりだったといわれています。

現在のように箱型で革製のスタイルになったのは、明治20年。
大正天皇の学習院ご入学祝いに、その時の内閣総理大臣だった伊藤博文が箱型の通学かばんを献上しました。

このかばんが、ランドセルの始まりとされています。

3年後には黒革の素材が決まり、明治30年には、縦一尺一寸、横一尺五分、マチ幅二寸五分という細やかな形状や寸法が統一され「学習院型」のランドセルが完成しました。

100年以上経った現在でも基本的なスタイルは全く変わっていません。