だがしの日

文化・歴史

3月12日は「だがしの日」です。

2015年(平成27年)に、全国の駄菓子メーカーなどで結成された「DAGASHIで世界を笑顔にする会」が制定しました。

3月12日は、お菓子の神様と知られる田道間守公の命日とされました。

日本文化が凝縮された駄菓子業界の活性化と、DAGASHIを世界平和のキーワードとして世界中の人々に知ってもらうことが目的です。

「だがしの日」に、漢字の「駄菓子」を使っていないのは子どもにも分かりやすいようにとの配慮から。

駄菓子という言葉は江戸時代から使われました。

当時のお菓子は上白糖が使われていて、高級品のひとつであり「上菓子」と呼ばれていました。

しかし、庶民でも食べられるようにと上白糖の代わりに安い黒糖のお菓子を作り、「駄菓子」と呼んでいたようです。

そのイメージのまま、現代でも安いお菓子のことを駄菓子と呼んでいます。