フクロウとミミズクは生物学的には同じで、「フクロウ科」の仲間です。両方とも夜行性の生き物です。
違いは外見上で見分けられます。
頭部が丸くなっているのがフクロウで、耳のような羽根が出ているものがミミズクです。
ミミズクの耳のように見える羽根は「羽角」と呼ばれる羽毛で、実際の耳はフクロウと同じく頭の左右側面にある穴です。
羽角は、森の中に身を隠す時に木の葉などに擬態しやすくすることにあるとも言われています。
ちなみに英語ではフクロウを「owl」といい、ミミズクを「horned owl、角のあるフクロウ」や「eared owl、耳付きフクロウ」といいます。