8月20日は「蚊の日」です。
1897年(明治30)年のこの日、イギリスの医学者で細菌学者のロナルド・ロス博士がマラリアの原虫を蚊の胃の中から見つけたことからちなんで記念日が制定されました。
博士はマラリア感染症予防に大きく貢献した功績として、1902年(明治35年)にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
蚊はマラリア感染症を媒介する虫であり、30秒に1人の割合でマラリアが原因で亡くなっていて、地球上でもっとも人間を殺す生物ともいわれています。
世界では「世界モスキート・デー」として「知らない間に蚊に刺され、感染する」ことを意識して、マラリアで死亡する人のないことを願う記念日になっています。