「両手に花」は何の花?

文化・歴史

「両手に花」とは、二つの良いものを同時に手に入れることを例えたことわざです。

一人の男性が、同時に二人の女性を連れている姿などの様子で使われることが多い言葉です。

昔は、歌を詠むときに愛する女性や美しい人を梅や桜にたとえていました。この梅や桜を同時に持つことを美しい女性二人を独占したり囲まれたりする様子を表すようになったといいます。

両手に花と同じような意味として、「梅と桜を両手に持つ」「両手に花と紅葉」「両手に美味い物」「両の手に花と紅葉」などがあります。