夏野菜なのになぜ「冬瓜」っていう名前?

自然・生物

冬瓜は夏が旬の野菜です。7~8月が最盛期で6~10月にかけて出荷されます。

冬瓜の皮は、きめが細かく丈夫なので水分を失いにくいのです。そのため保存性が高く、収穫してから2~3ヶ月は品質そのままで常温で保存できるといいます。

昔は夏に収穫したものを涼しくて暗い場所に置き、冬の保存食としていたようです。

冬までもつ瓜という意味から「冬瓜」と名付けられたといいます。一説には、冬瓜が熟したときに表面につく白い粉が雪のように見えるからともいわれています。

冬瓜は95%以上が水分なことや、カリウムが含まれているためむくみを取る効果、ビタミンCが豊富で美肌効果、風邪予防、夏バテ予防、さらには低カロリーなことからダイエットにも人気の高い野菜です。